
普段は観光客に開放している(と言っても入場料を取る)教会も、日曜は信者のために入場を制限するところもあります。
と言っても、日曜ミサに出席したい意思があれば、受け入れてもらえます。
最初に行ったのは、ウェストミンスター大聖堂、ここは観光地としてはあまり知られていないのですが、ロンドンのダウンタウン内にあり、有名なウェストミンスター寺院からも歩いて10分ほどです。
レンガ作りの建物が素敵。

ここの教会は、マーブル(大理石)がふんだんに使われていました。
それと対比するかのように、天井は薄暗くてまた雰囲気が違って良かったです。

と思いきや、両側の天井は金色でした。
ひょっとしたら中央の天井も昔は金色だったのかもしれないですね。
教会の中の絵画やステンドグラスは、キリストの物語を追って描かれていることが多く、それは文字を読めない人が多かった昔の人々にもキリストの人生を語り継いで行かれるように、という大事な目的がありました。

早々とウェストミンスター大聖堂を後にし、目的のウェストミンスター寺院へ。
(ウェストミンスター寺院は、一般公開している平日でも、教会内の写真撮影は禁止です)
私たちは次の目的地があり途中で抜け出すかもしれない、と言うと、本堂?から少し外れた席へ案内されました。
ミサは、司教さんのお説教、合唱、パイプオルガンの演奏が繰り返されるのですが、合唱の美しさに鳥肌が立ちました!
多分教会の形状のこともあり、声がとてもまとまって聞こえて、普通のコンサートホールで聞くのとまた違うのだと思いますが、こんなに洗練された合唱を私は今まで聞いたことがなかったです。
CDでしか聴いたことのなかった、イギリスの作曲家ウィリアム・バードのミサ曲を、イギリスの教会で聴くことは、叶うとは思わなかった私の夢の一つでした。

ウェストミンスター寺院のすぐ隣に、ビッグ・ベン(時計)。
ロンドンは観光名所が密集しているので、地図などなくても歩いていれば見えてくる気がします。
ビッグ・ベンがある国会議事堂も、とても立派な建物でした。
デザインが細かい!
修復作業とかも大変なんだろう。

こちらは別の日に行った、セント・ポール大聖堂、ロイヤル・ファミリーが結婚式を挙げたりするので有名な教会です。
(入場料も高く、しかも教会内での写真撮影は禁止です。)
こちらも合唱がとても有名なので、今度ロンドンに来たときは、日曜ミサに行きたいな。

この丸いてっぺんがランド・マーク。
ここへは教会内から階段を使って上がることができます。
まず、100段以上登るとドームの付け根あたりに出て、中が回廊になっているのですが、回廊の180度向こう側で囁いた声が届くという、不思議な現象が体験できます。
壁に向かって囁くと、周りに人がいて多少ざわざわしていても、ちゃんと声が聞こえるんです!びっくり。

さらに100数段上がると(地面からだと合計300段くらい)、展望台に出られます。
(展望台からの撮影はOK)
高所が嫌いな私にとっては拷問ですが、景色は確かに良かったです。
写真は、二つ前の正面の写真を裏から見たところ。
左奥にはテムズ河が流れています。
イギリス旅行記は、そうですね~あと3つくらい続きます!
記事にすると長いですが、行ってたのは正味7日間。
たくさん詰め込みました。
(リラックスできる日が無いという文句が出たのも当然か・・・でもリラックスは家でもできるし。そう思いませんか?)
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