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== イギリス旅行記 ==

イギリス旅行その4:バス

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バス(Bath)という町の名前は、ローマ人が2000年前に建てたこのお風呂施設が由来です。
2000年前、イギリスのこの地に天然の温泉、しかも加水せずとも適温なお湯を発見し、これは神からの授かりものだと、立派なお風呂リゾート施設を建てました。
写真の、柱部分から上は発見後に再築された部分ですが、お風呂自体は2000年前にローマ人が作ったお風呂そのもの。
ここは博物館になっていて、ローマ人が歩いた石の床を歩き、お風呂の縁に座ることもできますが、水を触ることは禁止されています。

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隣の部屋のお風呂。
他に、サウナ部屋やマッサージ部屋などもあり、まさにスパ・リゾート。

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お風呂リゾートの入り口にあったシンボル(バス・ストーンと呼ばれるこの地で取れる石を彫ってある)。
館内にはこういう本物の遺跡が展示されているんですが、触れちゃうんですよ・・・いいのかなと思いつつ、触っておきました。
ありがたやありがたや。

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レンガがたくさん積み重なってる場所・・・右手にかまどがあります。
レンガの上に石などで床を張って、床下を温めた・・・何と床暖房!
ローマ人ってすごいなぁ。

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すぐ隣にあるバス寺院(教会)。
教会どれも同じに見えてきた?(笑)
いえいえ、一つ一つ外も中も違うところはたくさんあります。
このバス寺院は、大きなガラス窓の両脇にある柱がはしごのデザインになっていて、天使たちが登り降りしているんです。
(天使って飛べるんだとばかり思っていましたが、違うんですかね~)

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ここの教会も素敵でした。
イギリスにまた行くことがあったら、教会巡りしたいなぁ。
って言っても、この旅で7つもの教会を見学したんですけどね。

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教会がこんなにも美しいのは、神の力が偉大であることを示したかったからだ、と教会職員の方がおっしゃっていました。
どこを取っても繊密なデザインと技巧、人の手で作られたとは思えないような物ばかりで、確かにある種の力を感じることができます。
宗教に無頓着な私のような人の視点からだと、それは神の力というより、神を信じる人々の力、その信念深さのタマモノ、だと思います。
神を信じていない、という意見ではありませんよ。
人間の力ってすごいなって単純に思ったんです。

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バスで宿泊したB&Bで食べた、イングリッシュ・ブレックファーストはとってもおいしかったです♪
イギリスのベーコンは肩肉で作られるので、脂身が少ないです。
(でも塩気は強かった。)
ソーセージはローズマリーなどのハーブが効いててすごくおいしかった!
トマトは半分に切ってフライパンで焼いてあります。
豆が付くのがおもしろい。
これに、トーストも付いてきます。
右下のはマッシュルームが丸いまま焼いてあるんだけど、これはひょっとしたら缶づめマッシュルームかなぁ。

バスでは、本当はアンティーク・ショップ巡りをしたかったのですが、思った以上に色んなことに時間が取られ、ローマン・バスと教会へ駆け足で行くだけで精いっぱいでした。
悔しい!今度イギリスに行くときに、絶対リベンジしたいです。
さて、次回からはやっとロンドン市内へ~~。
イギリス旅行記まだまだ続くよ~。
気軽に感想残してくださいね。
って毎回記事が長過ぎて疲れちゃう?

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